造山運動・地震・火山活動などが活発な環太平洋造山帯とアルプス−ヒマラヤ造山帯をとりあげ,その構造発達史を解明する.
前者(写真下)は地球上最大の海洋プレートである太平洋プレートが地球上最大の大陸プレートであるユーラシアプレートに沈み込んでいる場所であり,我々の生活の場でもある.この地域の発達史を編むとともにそこに特有な自然災害などの現象の本質を捉えていく.具体的には,日本,極東ロシア,カナダ太平洋岸などを調査している.
後者(写真上)は,大陸と大陸が衝突し世界最大のヒマラヤ山脈をつくりあげている場である.アジアモンスーンを始め様々な地球環境問題にも関わっている.具体的にはパキスタン等で調査を行ってきた.
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