応用生物科学部 平成19年度第2回シンポジウム「生活と健康を支える」(主催:岐阜大学応用生物科学部科学研究推進室) が、平成19年10月3日(水)に岐阜大学応用生物科学部101教室にて、約90名の参加者(学生及び教職員、一般)をもって開催された。
趣旨:私たちの生活を、より健康で豊かなものにするための研究事例として、貯水施設の強度、食品における糖の役割、ロタウイルスの生態と流行をとりあげ、生活と健康を支えるための研究のあり方について考えた。
まず開催挨拶で、応用生物科学部科学研究推進室長の小見山 章副学部長が、従来アフターファイブなどとして実施してきた研究交流を継続することで、相互理解を深めることが、学部の将来にも有益であり、参加者は科学を楽しんでいただきたいと、提起した。
第一講演者の西村眞一(生産環境科学課程)准教授は、「日本の水需要と貯水施設」のなかで、わたしたちの生活を支えるには貯水施設は不可欠で、大小さまざまな施設が整備・維持管理されていることを紹介し、施設の強度を測定する式の算出を研究として実施していることを指摘した。
ついで、第二講演者の矢部富雄(食品生命科学課程)准教授は、「糖は健康の敵?味方?」のなかで、糖はわたしたちの健康に不可欠のもので、決して敵ではないこと、それを味方につける方法、および新しい栄養素の開発などについて紹介した。
第三講演者の、杉山 誠(獣医学課程)教授は、「なぜ、新しい感染症が出現するか?ロタウイルスの生態と流行」のなかで、各種動物の膨大なの症例研究結果(血清疫学調査など)から、我が国におけるロタウィルスの生態と病態の現状を紹介した。
三講演の後、「生活と健康を支える」研究のあり方についてフリーディスカッション(司会:推進室 荒井 聡)がおこなわれ、ダム用水を利用する生産者の状況、セルロースを利用した糖・高機能商品開発の可能性、体内における糖の消費状況、ロタウィルスの発病条件・メカニズムなどについて活発に質疑が行われ、テーマについての理解を深め、またこのような交流は相互理解のうえで貴重なものであることが確認された。
日時: 平成19年10月3日(水)15時から17時
場所: 岐阜大学応用生物科学部101教室
対象: 学生及び教職員、一般(予約不要)
趣旨:私たちの生活が、健康で豊かであるために、水の安定供給、高機能性食品の開発、感染症対策など多くの研究が進められています。そこで、今回は貯水施設、食品における糖の役割、ロタウイルスの生態と流行を題材として、生活と健康を支えるための研究のあり方について考えていきます。
開催挨拶 応用生物科学部 科学研究推進室長 小見山章(副学部長)
講演者と講演テーマ:
日本の水需要と貯水施設
西村眞一(施設環境工学研究室)(生産環境科学課程)
糖は健康の敵?味方?
矢部富雄(食成分機能化学研究室)(食品生命科学課程)
なぜ、新しい感染症が出現するか?ロタウイルスの生態と流行
杉山 誠(人獣共通感染症学研究室)(獣医学課程)
講演に続き30分間のパネルディスカッション(司会:推進室 荒井 聡)
平成19年度その他の講演
第1回 6月6日(水)
自然と人間に関わる環境を守る
第3回 11月3日(土)
人間が食べるということ〜分子から食卓まで〜
平成20年度学部シンポジウムの内容
平成18年度の学部特別講演会の様子