木の芽時の出来事
3月の卒業式関係のイベントが滞りなく執り行われて、春らしい暖かさも感じられるようになったとき、トンデモナイ事故か事件かまだわかりませんが、発生したという報道がな
されました(25日)。ドイツ旅客機の墜落事故です。
思い返すと、このような春の木の芽時に大きな事件事故があったというのは、まず4年前の2011年3.11(フクイチの事故による大気と地面と太平洋の汚
染)が思い出されますが、さらにその4年前の2007年にはやはり航空機事故が相次ぎました。さらにまたその4年前の2003年にはサダムフセインのイラクの
空爆関連の事件(戦争)がありました。何か、蒼穹関係の大きな事故の4年周期説を唱えたくなります。
この旅客機の事故というか事件以外にも、今年の春には群馬大学病院の医療事故(事件)が目立ちましたし、理研のSTAP問題が終わって主犯のO嬢には軽い罰
金が請求されることになった、という報道もやりきれない思いだけが残る事件でした。一般に、「木の芽時(このめどき)」というのは、精神的に問題のある人は春
あ たりに問題を起こしやすい、あるいは体調不良を訴える人が多い、という言い方がされるのに関連した、別の言い方といわれています。
学生さんたちもこの時期、卒業旅行などで海外に出かける人も多かったと思いますが、特に今年はISによるテロなどの動きが活発になっていたので、ヨーロッパ
旅行をする人たちには心配が付きまといます。そんな折、チュニジアでは博物館の観光客がテロに会い日本人も3人がなくなる事件もありました。もう、旅行する人
はいつもこんな危険と隣り合わせにいるんだ、という警戒する意識が必要でしょう。あと数年は続きそうです。
群馬大学病院の医師による腹腔鏡手術での死亡事故の多発は、これほど酷いとは思いませんでした。一人の人が引き起こした医療事故ということになりますが、こ
れほど頻発したというのは明らかに病院側の責任でもあります。それに、どうも千葉県がんセンターでも同じような死亡事故が頻発していたという報道が報道ステー
ションでなされましたので、是非他の病院も調査して頂きたいと思いますね。この素晴らしい低侵襲的手技の信頼を失わせてはいけません。
また、ドイツ旅客機の墜落事故は、一人の副操縦士の起こした事件ということになっているようです。
ロ
イターによれば、どうもこの副操縦士は自分で自動操縦装置のプログラムを書き換えたようで、高度を100フィートに変更された後下降を始めたらし
い。であれば、これは気を失ったなどによる事故ではなく、明確な意志をもって墜落させたという大量殺人事件だ、ということになりそうです。今後この犯人の状態
の解明がされると思いますが、本人は亡くなっているので解明には限界があるでしょう。木の芽時のうつ病など精神的疾患がもたらした、などの結論になる可能性も
あり ます。それと、席を立つときは必ず誰かと交代して少なくともコクピット
には2人がいる体制を厳守してほしいと思いますね。パイロットの信頼性に少しでも不安があれば、乗客はもう飛行機に乗るのをためらいます。
こんな気分が暗くなるときは、綺麗なものを見に出かけよう、ということで、歴史的な遺跡の残る岩田地区にある林陽寺という禅宗のお寺の枝垂桜を見に出かけま
した。23日に振り替え休日を貰ったので1回目はその時5分咲きの桜を見て、その後、また暖かかった28日に2回目見に行き、満開でした。ご住職ともお話しで
き、エネルギーを頂きました。
23日には白木蓮が満開、枝垂れ桜は5分咲きでピンクが強く、その5日後には木蓮がかなり散って、枝垂れ桜が満開で薄いピンク。色は移ろいにけり。
さて、今週から新学期の活動が始まります。まだまだやることが一杯ある。
(2015.03.30)