本研究科は、獣医学教育課程を有する帯広畜産大学、岩手大学、東京農工大学及び岐阜大学の4国立大学法人が連携協力して設置する標準修業年限4年の獣医学に関する大学院博士課程で、1専攻、4連合講座からなっています。また、人や動物の感染症制御や食品・医薬品の安全を使命とする厚生労働省・国立感染症研究所、同・医薬品食品衛生研究所・国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)動物衛生研究部門・JRA競走馬総合研究所及び公益財団法人実験中央研究所が連携研究機関となっています。学生はこれらの4大学5研究機関のいずれかで主に研究を実施し、教育を受けることになります。本研究科を構成する各大学及び連携研究機関には、それぞれの沿革、立地条件、設置目的等に対応した特色があります。これらの特色を縦横に活用することにより、一大学では望み得ない多彩な教育研究の展開をはかることができます。これにより多種多様な学生の志向に適切に応え、広い研究分野の選択やより高度な専門教育を行うことが可能になっています。 |
出願者は、連合獣医学研究科の連合講座とその中の教育研究指導分野の1つを選んで出願します。 | |
本研究科では、学生1人について主指導教員1人のほか副指導教員2人を充てます。 したがって学生1人につき3人の指導教員がつくことになります。 |
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学生は、主指導教員が専任として在職する構成法人に配属され研究指導を受けますが、他の構成法人の施設・設備も利用することができます。 | |
学生は、研究指導に加え、さらに講義、演習、実験を通じ計30単位を履修しなければなりません。 | |
本研究科は、標準年限を4年とするが、優れた研究業績を上げ、かつ、所定の単位を取得した者にあっては3年で修了を認めることができます。 |