北出研究室について

研究室の様子我々のグループは、DNAやRNAおよびその基本単位であるヌクレオチド等の改変体で、様々な生体反応を制御することを目指しています。

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研究概要

概要

 生物を形作るために必要な情報は、DNA(デオキシリボ核酸)に記録されており、次世代に伝えられている。また、RNA(リボ核酸)はDNAの情報を写し取り、タンパク質合成の鋳型になる他、多様な機能を発現する。DNAやRNAの基本単位であるヌクレオチドやヌクレオシドは、刺激の伝達、エネルギーの貯蔵、糖やメチル基の運搬、酸化還元反応、その他多岐に亘る生体内イベントに関わっている。

 当グループでは、DNA、RNA、ヌクレオチドやヌクレオシドが、重要な機能を担っていることに着目し、これら分子を利用して生体反応を制御することを目指している。生体内の特定の反応経路を狙い通りに制御することができれば、多くの疾患や感染症を克服することができると期待されるからである。この目的を達成するために、非天然ヌクレオシド類を作り出すための核酸合成化学、それら化合物の反応機構を調べるタンパク化学や構造生物学、作用機序を解明する分子生物学および細胞生物学の様々な手法を用いている。

 現在、主なターゲットとしているのは、生体内メチル化経路のS-アデノシルホモシステイン加水分解酵素、RNA分解経路2-5AシステムのRNaseLなどである。さらに、標的タンパクの発現を転写レベルで特異的に抑制するアンチジーン法(三本鎖核酸形成による)や、標的タンパクのmRNAを特異的に分解するRNAi法およびアンチセンス法などの方法論についても研究を進めている。

主なテーマ

  •  Chemistry and Biology of Nucleic Acids.
  •  Genome-based Medicinal Chemistry (siRNA, miRNA, 2-5A, etc.).
  •  Drug Discovery and Development (cancer, malaria, AIDS, etc.).
  •  Synthesis of Heterocyclic Compounds possessing Biological  Activities.
  •  Chemical Modification of Nucleic Acids.

TOPICS

new!助教 喜多村徳昭先生の成果がNature の電子版に掲載されました。(平成28年5月)

喜多村助教のハーバード大学での成果がNatureの電子版に掲載されました。
http://www.nature.com/nature/journal/v533/n7603/full/nature17967.html
Ian B. Seiple, Ziyang Zhang, Pavol Jakubec, Audrey Langlois-Mercier, Peter M. Wright, Daniel T. Hog, Kazuo Yabu, Senkara Rao Allu, Takehiro Fukuzaki, Peter N. Carlsen, Yoshiaki Kitamura, Xiang Zhou, Matthew L. Condakes, Filip T. Szczypi?ski, William D. Green & Andrew G. Myers,
A platform for the discovery of new macrolide antibiotics
Nature, (2016) published online (DOI: 10.1038/nature17967).
(News & Views: http://www.nature.com/nature/journal/v533/n7603/full/533326a.html)

論文掲載にあたり日本語要約の作成に協力しました。

new!特任助教 柴田綾先生が平成28年度日本薬学会東海支部学術奨励賞を受賞しました。

柴田綾助教が平成28年度日本薬学会東海支部学術奨励賞を受賞しました。

受賞講演は、2016年7月9日(土) 愛知学院大学(楠元キャンパス)で行われます。

教授 北出幸夫先生の最終講義が3月1日(火)に行われました。

北出幸夫教授の最終講義が3月1日(火)13:30〜 全学教育教育講義棟105番教室で行われました。

シンポジウムを開催しました。「RNA創薬の展望」

平成28年1月19日(火)岐阜大学サテライトキャンパス にてシンポジウムを開催しました。

修士2年 金田拓朗君が第46回中部化学関係学協会支部連合秋季大会において東海高分子優秀学生発表賞を受賞しました。

金田拓朗君(M2)が第46回中部化学関係学協会支部連合秋季大会において東海高分子優秀学生発表賞を受賞しました。

助教 喜多村徳昭先生が平成27年度日本薬学会東海支部学術奨励賞を受賞しました。

喜多村徳昭助教が平成27年度日本薬学会東海支部学術奨励賞を受賞しました。

受賞講演は、2015年7月4日(土)14:00〜 名古屋市立大学(田辺通キャンパス)で行われました。

シンポジウムを開催しました。「マイクロRNAによる臨床試験を目指して
―悪性メラノーマ治療を中心に―」

平成26年12月19日(金)岐阜大学サテライトキャンパス にてシンポジウムを開催しました。学内外計66名の方に参加いただきました。

准教授 池田将先生が2014年度化学・生物素材研究開発奨励賞を受賞しました。

池田将准教授が2014年度化学・生物素材研究開発奨励賞を受賞しました。(http://www.eng.gifu-u.ac.jp/seimei/2014/08/2014.html

助教 喜多村徳昭先生が有機合成化学協会の東海支部奨励賞を受賞しました。

喜多村助教が、2014年度公益社団法人有機合成化学協会東海支部奨励賞を受賞しました。

受賞講演は、2014年8月5日(火)13:15〜 岐阜薬科大学で行われました。

 


教授 北出幸夫先生が岐阜大学からシニア教授の称号を付与されました。

北出教授が2014年6月2日(月)「岐阜大学創立六十五周年記念日」に岐阜大学からシニア教授の称号を付与されました。

准教授 池田将先生の成果がNat. Chem. の電子版に掲載されました。(平成26年5月)

池田准教授の成果がNat. Chem. の電子版に掲載されました。
http://www.gifu-u.ac.jp/news/news/2014/05/entry16-1585.html
Masato Ikeda, Tatsuya Tanida, Tatsuyuki Yoshii, Kazuya Kurotani, Shoji Onogi, Kenji Urayama, Itaru Hamachi,
Installing logic gate response to a variety of biological substances in supramolecular hydrogel-enzyme hybrids
Nature Chem., (2014) published online (DOI: 10.1038/NCEM.1937).
(岐阜新聞(5月5日 24面)、京都新聞(5月5日 20面)、中日新聞(5月5日 21面)、日刊工業新聞(5月6日 9面)および日本経済新聞(5月6日 11面)に紹介されました。)

 

 

更新履歴

 
2016年5月19日
情報を更新しました。