リゾクトニア(Rhizoctonia)
◎リゾクトニアは野菜を始め、立枯病を引き起こす重要病害である。
◎リゾクトニアの感染能力はそれほど高くなく、1年で数株程度で広がっていく。
症状
◎11月から6月までの間に発生し、夏には症状が見られない。
◎下葉が黄変する。
◎根が黒変する。
◎株が次第に衰弱し、夏にはいったん元気を取り戻すが、秋から再び衰弱し、枯れ込む。
最初の兆候は、写真のように折り曲げたシュートの葉が黄化し始めます。また黄化した葉は落葉するため、通路に茂っている葉の数が少なく、遠くから見て葉がまばらに感じるようになります。
また、新しいシュートの発生が少ないため、切花シュートの立ち上がりが貧弱な感じを受けます。
病兆がひどくなると、写真のように枯れあがってきます。
対応策
★症状がひどいものは抜き取る。
★被害株に隣接するベッドに、リゾレックスを1000倍で潅注する。