●バンコク周辺でのブドウ生産
バンコク周辺は湿地帯なので、水路を掘って、その土を盛り上げてブドウ畑を造成しています。ブドウのツルは水路の上に張り巡らせた棚の上に這わせ、収穫や管理は船を使って行います。熱帯なので、収穫が終わるとツルを剪定をし、1年間に3回の収穫ができるとのことでした。夜温が高い割には糖度は高く、美味しかったです。ツルの誘引にはバナナの皮を裂いたものを使っていました。まさに環境保全型農業ですかねえ・・・。
●チェンマイ北部での柿生産
チェンマイ北部の標高1000m程度の所では、柿が栽培されていました。写真は同じ7月に撮影したものですが、着色したものもあれば、まだ青いものもあります。開花期はどうなっているのでしょう。当然渋ガキで、渋抜きしたものを露天で販売していました。
●タマリンド
タイ東北部はタマリンドの産地として有名で、街路樹にもタマリンドが植えてありますし、道路脇の露天では山のように売られていました。殻を割ると中から干し柿のような果肉がでてきて、味はチョット酸味のある干し柿です。食べ慣れるとやみつきになります。
●チューインガムの木(Sapodilla)
バンコク西部の湿地帯で見かけたサポディラの生産地。しかし食べることができませんでした。どんな味がするのでしょう・・・。
●ドリアン
タイの果実といえばドリアンでしょう。食べる前は確かに臭いのですが、食べ始めてしまうと、自分自身は全くにおいを感じなくなってしまいます。口の中でとろける濃厚なクリーム状の食味が忘れられません。干したものも売っていましたが、やはり生のものとは全く違います。機会があれば、また食べてみたいですねえ・・・。
●ジャックフルーツ(Jackfruit)
熱帯果樹の特徴の一つとして、太い幹から直接結果枝が発生して果実がつきます。温帯果樹の着花の状況に見慣れた者としては異様な感じがします。何故か寺院には必ずといって良い程植えられていました。
●ミズレンブ(Java Apple : Syzygium jambos)
バンコクの水上マーケットや北部のチェンマイの市場で売られていました。水分が多くて、ほんのり甘いのですが、とても酸っぱい果実です。
●マンゴスチン ●椰子の実 ●ロンガン(龍眼)
●ゴレンシ(Star Fruit)
甘酸っぱい果汁を沢山含んでいます。暑いタイでは喉の渇きが安らぎます。
●ザボン(ブンタン)
●アボガド ●パパイア